ゴールデン・エイジ期に身についた「歩き方のクセ」は治せる?巻き爪や浮き指に悩むお子様を持つ保護者様へ
お子様の歩き方がどこか不自然だったり。
もし巻き爪になっていて、爪が食い込んで痛そうにしていたりする姿を見たら、それは親として本当につらいですよね。特に、一生の運動能力を左右する重要な「ゴールデン・エイジ期(9〜12歳頃)」に、痛みで体を自由に動かせないのは、将来に影響するのではないかと不安に思われるのも当然です(私の長男が2026年6月現在で10歳。スクスクとまっすぐ育ってほしいと常に思っています)。
しかし、まずは安心してください。たとえ現在、巻き爪や「浮き指」が悪化し、痛みをかばう歩き方が習慣になってしまっていたとしても大丈夫。
誤った歩き方が身についていても、改善することは十分に可能だと、多くの専門家が情報を発信しています。本日はその情報をまとめました!
1. 巻き爪になると、なぜ「かばう歩き方」のか。悪循環が生まれるのか
実は、人間の足の爪には「放っておくと、自然に内側へ丸まっていく」という性質があります。これを平らに保っているのが、歩く時に地面から受ける「押し返す力(床反力)」です。

お子様が巻き爪で痛みを感じると、無意識にその部分を地面につけないように歩くようになります。すると以下のような「負の連鎖」が始まってしまいます。
- 痛みが出る:深爪や合わない靴がきっかけで爪が食い込む。
- 指を浮かす(浮き指):痛みを避けるため、親指を浮かせて歩く「浮き指」の状態になる。
- 巻き爪が悪化する:指を使わないため、爪を広げる力がかからず、ますます爪が巻いていく。
- 姿勢が崩れる:不自然な重心(後ろ重心や外側重心)が習慣になり、膝や腰にも負担がかかる。
これが、「爪を切っても、矯正しても、また再発する」大きな理由です。歩き方という「原因」が変わらなければ、爪という「結果」も変わらないからです。
2. 習慣になった歩き方は、後天的に変えられる!
「もう何年もこの歩き方だから、手遅れかも」と諦める必要は無いそうです。
歩き方は「後天的にトレーニングで変えることができる」と、専門家によりはっきり示されています。特にゴールデン・エイジ期は神経系が著しく発達する時期だからこそ、正しい体の使い方を再学習する絶好のチャンスでもあるので、一日も早い改善への取り組みが有効なようです。
改善へのステップはシンプルです。
- ステップ① 痛みを取り除く:まずは、B/Sスパンゲ(プレート矯正)やペディグラステクノロジーのような、「痛くない矯正方法」で爪の形を整え、これにより、地面をしっかり踏める土台を作る
- ステップ② 足指のセンサーを目覚めさせる:足指じゃんけんやタオルギャザーなどのエクササイズを行い、脳から指先への指令を復活させます。
- ステップ③ 正しい重心移動を学ぶ:踵から着地し、最後は親指を含む足指全体で地面をしっかり蹴るという、本来の歩き方を身につけます。
3. 「運動を生きる喜びに変える」ための挑戦
私は現在、「運動を生きる喜びに変える」という志で、キックボクシングフィットネス事業に取り組んでいます。
かつての日本人は、裸足での生活や武道を通じて、自然に足指全体で踏ん張る力を養っていました。裸足で行う運動は、足の裏の感覚センサー(メカノレセプター)を刺激し、地面を捉える力を取り戻すのに非常に有効です。
「トレーニング」と聞くと難しく感じるかもしれませんが、子どもたちにとっては「楽しさ」こそが最大の原動力です。
当店でも、子どもたちが、楽しみながら「あしゆびを使わざるを得ないキックボクシングエクササイズ」の新プログラムを開発することを決意しました。まずは同じ志の専門家達とチームを作ります。
痛みを我慢して運動を嫌いになってしまうのではなく、自分の足を正しく使えるようになることで、もっと速く走れる、もっと高く跳べる、そんな「動ける喜び」をすべての子どもたちに届けたいと考えています。
最後に
巻き爪に限らず、発生する痛みは、体からの「SOSサイン」です。この箇所を癒そう・改善しようと、痛みを肯定的に解釈し、早期にアクションすることが大切です。
巻き爪に対する適切なケアを行い、正しい習慣を身につけることで、その後の人生は大きく変わります。もし、今巻き爪になっているとしたら、それは分岐点だと思ってください!ぜひ解決していきましょう。
お子様が再び思い切り地面を蹴って、自由に、縦横無尽に、思うままに、笑顔で駆け回れる体を作っていきましょう!

