【子供の巻き爪が増加中と聞いて考えたこと】キックボクシングは「正しい足指の使い方を取り戻す有効な手段」になり得るか?
こんにちは。STYLE泉大津店代表の黒田です。
先日、巻き爪ケアを専門にお仕事をされている会員様から、こんなお話を聞きました。
「最近は子どもの巻き爪が本当に増えている」
「えええ?!」と、驚きました。同時に無知を反省。巻き爪というと大人や高齢者に多いイメージ。しかし実際には、子供たちにも「巻き爪」が増えているそう。
これが事実なら、単なる「爪の問題」ではなく、もっと大きな「社会構造の問題」が隠れているのではないか?
そう思い、この数日、巻き爪に関する情報をあさりました!
ということで、今日は「巻き爪増加」を知り、それによって気付かされたこと。私たちができることは何か?について書いていきます。
そもそも巻き爪とは?
巻き爪とは、足の爪の両端が内側へ巻き込み、皮膚へ食い込んでしまう状態です。症状が進行すると、
- 歩くと痛い
- 靴を履くと痛い
- 運動ができない
- 炎症を起こす、化膿する
- 出血する
といった状態になることがあります。

痛みによって運動ができない状況になる。その人が大人であっても、子供であっても、私は、絶対に避けたい。
余談ですが、高齢者介護に携わる方からお聞きしました。やはり、高齢者介護の現場でも「巻き爪が酷くて痛くて、歩くなんてありえない」と、いうケースがあるようです。なんと、触れるだけで、激痛が走るそう⋯。歩かなければ、筋力は低下し、寝たきりに一直線⋯。巻き爪、恐ろしいです。
巻き爪は「爪の問題」ではなく「身体の使い方問題」?
私が今回お伝えしたい結論はシンプルです。本当に、子供の巻き爪が増えているなら、
子どもたちが本来持っている「足指を使う力」が失われるような社会や環境になっているのではないか。そうであれば、それは今すぐ対処を始めねばならないということです(今回の記事では、先天的な理由の巻き爪は除いて論じます)。
早速ですね、まずは、当店の会員さま(35~55歳の女性10人)に、ズカズカと聞きました。
爪巻いてます?爪見せてもらって良いですか?
お聞きした結果、なんと、10人中7人が「巻き爪」になっておられました。驚きでした。会員様の健康を守る!とか言いながら、そんなことも知らず、恥ずべきことで⋯なお一層、巻き爪の根本解決に気持ちが昂りました。
巻き爪は、生活習慣・歩き方の結果
巻き爪は、先天的なものを除けば「結果」です。生活習慣の結果、歩き方の結果です。
大人にとっても当然良くない。しかし、子供たちの場合は、致命的です。
子供たちには、「ゴールデンエイジ期」という時期があります。それは、9歳〜12歳(小学3年生〜6年生頃)を指す言葉で、運動能力やスキルが、最高潮に急成長する時期。見たり、聞いたりするだけで、その動きを習得できる時期のこと。
この時期に、運動したくてもできない状態や、誤った足指の使い方で体を動かしてしまうことは、その子供たちにとって、大きな損失じゃないでしょうか。
人が本来持っている「歩き方・足指の使い方」を獲得する生活ができない。運動できない。遊べない。走れない。
人の身体は、運動することにより健康を維持できる、そのように設計されています。
よって、子供時代から運動嫌いになると、その後の修正が非常に困難。だからなんとしても解決したい。
ですので、今回は徹底して解決の道を探っていきます。
巻き爪になる原因とは?
①先天的な要因
生まれつき巻き爪になりやすい方もいます。
- 爪の形状
- 骨格の特徴
- 遺伝的要因
などが関係すると言われています。しかし、それだけで全てが決まるわけではないようです。
②後天的な要因
むしろ多くの場合はこちらの影響が大きいと考えられています。
爪は、そもそも「巻く性質」がある。そこに適切に荷重されること=正しいあしゆびの使い方がなされることで、圧がかかり平たくなるそうです。
靴の問題
現代人の足は長時間靴の中にあります。
- つま先が狭い靴
- サイズの合わない靴(大きすぎる・小さすぎる)
- 指が自由に動かせない靴(多い!例えばクロッ◯スもそうだと、とある専門家の方からお聞きしました)
こうした環境は、足指本来の働きを妨げる可能性があります。
歩き方・足指の使い方
私はここが非常に重要です。本来、人間は足指で地面を捉えながら歩きます。裸足であるけば、すぐ分かります。
- 足指で、地面の情報を掴む(ゆがみ、硬さ、危険の有無等)
- 足指で踏ん張る
- 足裏全体でバランスを取る
- 指を使って前へ進む
しかし現代では、
- 浮き指
- ペタペタ歩き
- 足指を使わない歩行
が増えているとも言われています。それでも一応歩ける環境ですし、ランニングシューズにおいては、よくも悪くも「靴が高機能になりすぎた」とも言われています。
もし足指が機能しなくなれば、爪にかかる力が適切にかからず、巻き爪につながる可能性があります。
※ その他、深爪等カットの仕方も、巻き爪の要因になりますので、要因は種々絡まっています。
病院に行けば治るの?巻き爪サロンに行けば治るの?
医療や、サロンで培われた技術は素晴らしいものだと思います。
ただ、当店の「長く巻き爪に悩んでいる会員様からの声」は「病院に行っても爪をはがされるだけで、根本解決にならない。
当店の「巻き爪サロンにお勤めの会員様のお声」は、「巻き爪を矯正し、その時は治っても、歩き方が改善されなければ、また巻き爪になる」というものでした。
しかし私が考えたいのは、その先です。
「なぜ巻き爪になったのか?」という根本原因を知り、根本解決の方法を探したいということです。
人間本来の動きを取り戻すことが、根本解決に
人間は本来、裸足で生活してきた生き物です。土の上を歩き、走り、登り、跳び、足指をフル活用して生きてきました。
しかし現代社会では、
- 靴文化
- 舗装道路
- 運動不足
- 長時間の座位
によって、その能力を失いつつあるのかもしれません。巻き爪は、その結果の一つなのではないでしょうか。
裸足で行う武道には可能性がある
私は
- 空手
- 剣道
- 柔道
- 相撲
- 日本舞踊
といった裸足で行うものに可能性があるのでは?と思いました。これらのものでは自然と、
- 足指で踏ん張る
- 足裏で地面を感じる
- 重心をコントロールする
という動きが求められます。つまり、人間本来の足の使い方(加えるなら、日本人の体にあった体の使い方)を学ぶ環境とも言えるのではないでしょうか。
キックボクシングにも可能性がある
当店で行っているキックボクシングも同じ。パンチやキックを打つためには、足裏で身体を支え、バランスを取り、体重移動を行います。
私は今後、「足指を使わざるを得ない動き」を楽しく行えるようにアレンジできないか。これを研究していきたいと思っています。
正しい身体操作、あしゆびの動きを取り戻すには、継続が必要です。だからこそ、「治療のために頑張る」ではなく、「楽しいから続く」そんな仕組みを作りたい。強く思いました!
独りよがりではなく、専門家とも勿論協力します
私たちは医療機関でも巻き爪サロンでもありません。
だからこそ、
- 歩行の専門家
- 足指トレーニングの専門家
- 巻き爪改善の専門家
- 医療従事者
と協力しながら、本質的な解決策を模索していきたいと考えています。同じ思いの専門家との出会いを作ります。
子どもの巻き爪の根本解決は、大人の未来も変える
私たちが本当に守りたいのは「爪」ではありません。
子どもたちが自由に走り、遊び、挑戦できる未来です。人間という動物本来の動きを取り戻すことができれば、多くの巻き爪は予防・改善できる可能性がある。
そして、それが子どもに有効なら、大人の巻き爪にも役立つはずです。
私は、「運動を生きる喜びに変える」という志して、お店を経営しています。巻き爪の根本解決にも挑戦していきます。
子どもたちが自由に走り回れる未来のために。
そして大人たちが、いつまでも自分の足で人生を楽しめる社会のために。

